コンビニアルバイトで、お客がストーカーになった結果、何度も交際を迫ってきたのに私に塩対応されて逆上!その後詐欺容疑で逮捕された話

コンビニアルバイトで、お客がストーカーになった結果、何度も交際を迫ってきたのに私に塩対応されて逆上!その後詐欺容疑で逮捕された話

【性別】女性
【年齢】(ストーカー被害を受けた当時)
20歳
【職業】(ストーカー被害を受けた当時)
コンビニアルバイト

【住まい】(ストーカー被害を受けた当時)
実家で家族と同居





【ストーカーされる前の日常生活】
専門学校に通っていましたが諸事情で退学をしたため、フリーターとしてコンビニでアルバイトをしていました。
特に家族や友達とも何か問題があったわけではなく、毎日アルバイトも楽しくやっていました。




【ストーカーに気付いたきっかけ】
相手はお客さんだったので、ちょっと話をして気に入られてから週一の間隔で来るようになりました。
定期的に来るようになってから、やたらと交際を迫ってきた。
最初はただの冗談だと思って適当に流していたけど、毎回しつこく言われるようになって周りのスタッフに相談したら関わらないほうが良いと言われてから初めて気が付きました。
初めて会ってから1ヶ月くらいは過ぎていたかもしれませんが、あまり覚えていません。

【ストーカーされた期間】
だいたい半年くらいストーカーされていました。




【ストーカーに気付いた時の心境】
何で自分みたいな人間がストーカーに遭うのかがわからなかったです。
ストーカーに遭うのは美人な人とか可愛い人だと思っていたので、自分には一生無関係だど思っていました。
不安や恐怖、特に恐怖はずっとありました。




【ストーカーはどんな人か】
お客さんだったので特に知っている人ではありません。
常連とかよく来る人ではありませんでした。
当時私は20歳でしたが、相手はたぶん5〜10歳くらいの男でした。
性格は話すと普通だけど、キレた時喧嘩っ早い感じがしました。
思い通りにならないとキレる感じの性格でした。




【具体的にされたこと】
週一のペースで、とにかく私がいる夕方の時間帯に買い物をしに来ました。
毎回のようにしつこく交際を迫ってきては断っていましたが、断ってもしつこく交際を迫られました。
来る度に私がいるかを確認してから店に入ってきたりしました。
執拗に迫ってくるので、恐怖心しかありませんでした。
夜勤の人が早い段階で注意してくれたのですが「お前には関係ないだろ!」と逆上して、車のクラクションを鳴らして帰りました。
その行動がトラウマになり、1年くらい車のクラクションと、ストーカーが乗っていたような車を見ると恐怖心がよみがえって、動悸とかしていました。




【相談と助けてくれた人】
家族はもちろん、アルバイト先のスタッフやオーナーにも相談しました。
ストーカーが逆上した時に一度警察を呼んでいるので、警察の人にしばらく見回りをしてもらいました。
警察の人に「何かあったら相談してください」と言われた時は恐怖心に駆られていたので、本当にうれしかったです。




【ストーカー対策】
店に来たと思ったら同じ時間帯のスタッフに言って、バックヤードに隠れました。
私が出勤しているか聞かれたら「出勤していない」と答えてもらいました。
どうしても接客することになった時は話の内容に反応せず、適当に流すようにしていました。




【強烈な出来事】
逆上されてから執拗に店に来て付きまとわれるようになったので、本当に怖かったとしか言いようがありません。
ストーカーが逆上した時、ものすごい殺気を感じたので恐怖しかなかったです。
ストーカーが来る度に「こいつはいつ私を刺すだろうか」と思うほどの殺気でした。
第三者として注意してくれた夜勤の人がいます。
その人が注意したら相手が逆上し、ものすごい勢いで罵倒していました。
それまで普通に会話していたのに、豹変したのでびっくりより恐怖心が勝っていました。




【解決のきっかけ】
ストーカーされて半年経った頃、私を含めて女3人しかいない時があり、その時に限ってストーカーが来ました。
その日に限ってオーナーも出かけていて、女3人のうち2人は私より年下の後輩たちでした。
まだ学生の子たちです。
自分のことよりも「後輩たちを守らなくちゃ」という強い気持ちがあったので、接客中に付きまとわれた時「あ、そうですか」としらっと言ったら逆上されました。
逆上された後、後輩たちはおびえていましたが、その後店に来ることはありませんでした。
その後半年か1年くらい経った時、地方新聞でストーカーが別の場所で詐欺をしたとのことで御用になったようで、ストーカー問題が解決しました。




【ストーカーのその後】
同じ県内の別の場所で犯罪に手を染めてしたらしく、詐欺容疑で逮捕されていました。
オーナーがそれを地方新聞で見つけたらしく、それで知りました。




【現在の生活】
解決してだいたい10年近くが経ちました。
今でもストーカーに対する不安は消えません。
そのストーカーだけに限った話ではなく、付きまといをする異性に対してかなり警戒するようになりました。
何年か前になりますが別のバイト先で、同じ時間帯の二回りくらい上の独身男性に執拗に絡まれました。
業務上連絡先を交換したのですが、仲良くなってない段階でプライベートのことを聞かれたり、「あなたのような女性は初めて」と言われて気持ち悪かったです。
自分にだけ妙に優しくしたり、遠くから目を離さずニヤニヤと、ドロドロした視線で凝視されて気持ち悪かったです。
現在の職場でも同じ類の人間がいて、仲良くないのに私にやたらとお菓子をプレゼントしてきたり、出勤する度に見計らっていたかのようにロッカールームの前をうろうろされました。
時間帯変えても同じことを半年以上されました。
普通に接すると行動がエスカレートするので、今は無視して口調も変えています。
そのような対応をしてからしなくなったかわりに、やってもいないことを吹聴されるようになりました。
もう辞める職場なのでどうでも良いですが、付きまといをする人間ははっきり言わないとわからないんだなと思いました。

【学んだこと】
接客業のクセで愛想笑いを良くしますし、話を合わせたりもするのですが、ねちっこい独身男性やストーカー気質の人間には「好意」と勘違いされるので、愛想笑いを極力しなくなりました。
優しそうな人間に見えてねちっこくて、好意の押し売りをして恩着せがましい人間が多いので、嫌なことははっきり言うようにしています。



【当時の自分へのアドバイス】
愛想笑いは極力しないこと。
接客スマイルですら勝手に「好意」と思われるし、勘違いされるから必要以上に干渉したがる人間は近づかないこと。
優しそう男には「難癖」あるから、不用意に近づかないこと。
とくに好意の押し売りする人間は下心があるから近づかないこと。
不必要に「優しさ」「好意」を見せびらかしてくる人間に良い人間はいない。
「優しさ」「好意」は相手と自分の双方がいて成り立つものだから、一方通行にやっている奴はまず疑え。