毎日行くコンビニの店員がストーカーに。マンションの管理組合とコンビニ店長の対処の速さで無事に解決した話

毎日行くコンビニの店員がストーカーに。マンションの管理組合とコンビニ店長の対処の速さで無事に解決した話

【性別】女性
【年齢】(ストーカー被害を受けた当時)
23歳
【職業】(ストーカー被害を受けた当時)
アパレル

【住まい】(ストーカー被害を受けた当時)
実家でマンション、母とふたり暮らし。





【ストーカーされる前の日常生活】
朝8時半に出勤、午後8時頃帰宅。
週二回ぐらい夜遊びをし、午前にタクシーで帰宅。
住まいのマンションの1階はコンビニ。
どんな時間に帰っても必ずコンビニに寄ってから帰る。




【ストーカーに気付いたきっかけ】
コンビニで立ち読みしていて、買わなかった雑誌が、自宅の郵便受けに入っていることがしばしばあり、不思議に思っていたところ、ストーカーのコンビニ従業員が私の部屋の前で何か見ているのをたまたま発見し、ストーカーされていることに気が付きました。

【ストーカーされた期間】
約半年間。
マンション1Fのコンビニの従業員でストーカーされていることに気が付くのに2.3ケ月ぐらい。




【ストーカーに気付いた時の心境】
ストーカーされるまでその人を意識したことはなかったが、ストーカーとわかった瞬間、「そういえばあの人、目つきが怪しくて、不愛想だったな〜」ということを思い出し、とても気味悪く、「襲われたらどうしよう」ととても怖かった。




【ストーカーはどんな人か】
28歳の男性。
コンビニのアルバイト。
外見はとくに特徴はないが、目が大きくギョロギョロしていて、やせ型で背は小さかった。
高校中退でひきこもりだったらしい。
コンビニバイト前は工場で働いていて、同僚と喧嘩して辞めたらしい。




【具体的にされたこと】
コンビニで立ち読みして、買わなかった雑誌を郵便受けに入れられた。
(3回)怖くなってもう雑誌を見なくなったら、私がよく買うお菓子や飲み物が郵便受けに入っていた。
最寄りの駅からのバス停に週3くらいで(バイトのない日)いるようになって、必ず私の後ろに立つようになり、声は一切かけられなかったが、それからうちの前までつけてきた。




【相談と助けてくれた人】
まず、交番に行って相談。
犯人がコンビニのバイトだとわかっていたので、コンビニ店長とマンションの管理人にまずは相談をと言われたので、親と一緒にその2名、各自に相談した。
コンビニ店長が本人に話してくれて、その後、ストーカーはコンビニを退職。
それ以降何も起こらなかったです。




【ストーカー対策】
当事者のいるコンビニには行かないようにした。
帰るルートや時間をいろいろ変えてみた。
なるべく夜遅い時間に帰るのをやめて、早めに家に帰った。
人の少ない道は歩かないようにした。
すぐに走れるように、ヒールははかず、スニーカーで通勤した。




【強烈な出来事】
私がバス停に立つと、どこからともなく現れて、私の3つ後ろぐらいに並び、バスに乗ってからも私の後ろ側に立つ。
1回目はそれほどではなかったけど、2回、3回と同じ行動をとられると、どんどん恐怖心が高まってきた。
こんなにいつもついてくるのに
全く話しかけてこないことも逆に怖かった。




【解決のきっかけ】
警察に相談後、警察にコンビニ店長とマンションの管理人に相談するように提案され、親と一緒にマンションの管理人にまず事実の説明し、ストーカーはコンビニのバイトだと報告、管理人さんも協力してくれることになり、管理組合にも報告してくれた。
その後、コンビニの店長と電話でアポをとり、店長を自宅に招き、相談。
店長が本人に事実確認をし、認めたので解雇して終わった。




【ストーカーのその後】
バイトを解雇になった以降はどうなったのか知りません。
コンビニの店長は、効力があるかどうかは分かりませんが、本人からもう私には二度と近づかないという念書を書かせたと言っていた。




【現在の生活】
25年くらい経ちました。
アパレル勤務ということで、いつもチャラチャラした恰好をしていた上、週2回くらい夜遊びで夜遅く帰ったり、まじめな生活をしていなかったので、目を付けられやすかったと思い。
服装を気を付けた。
あと、同じ時間帯、同じバス、同じ道、同じコンビニなど、生活ルートを一定にすることをやめた。

【学んだこと】
自分が意識していなくても、相手に興味をもたれることがあるので、あまり目立ったことはせず、普段から周囲にもっと目を向けるように心掛けた。



【当時の自分へのアドバイス】
若くてかわいいかもしれないけど、調子にのらずにまじめに生活してほしい。
そのストーカーも私に会わなければ、職を失うことはなったかもしれないのに。
知らない人に興味をもたせるような恰好や行動をしていた私も悪かったかもしれない。
ひきこもりという特殊な環境にいた人だし、心の病だったのかもしれない。
当時はそういう病気のことあまり重要視されていなかったけど、家庭環境とか色々不幸な人だったかもしれない。
だから、自分のことばかり考えないで、周りもしっかり見てほしい。