【女子小学生】知らないおじさんにランドセルを盗まれた!その後、自宅への嫌がらせが続いたが、頼もしい父が守ってくれた話。

【女子小学生】知らないおじさんにランドセルを盗まれた!その後、自宅への嫌がらせが続いたが、頼もしい父が守ってくれた話。

【性別】女性
【年齢】(ストーカー被害を受けた当時)
10歳
【職業】(ストーカー被害を受けた当時)
小学生

【住まい】(ストーカー被害を受けた当時)
実家で両親・姉と同居。一軒家。





【ストーカーされる前の日常生活】
当時、小学校4年生。
徒歩20分の学校に通っていた。
両親が共働きで鍵っ子だった。
父は単身赴任で不在の期間があったので、女3人での生活が多かった。




【ストーカーに気付いたきっかけ】
学校から帰宅した際に、玄関に置きっぱなしにしておいたランドセルが盗まれた。
当時は、まだ治安が良かったので、私の地域では鍵をかけない家が多く、我が家もその一つだった。
ランドセル以外に、玄関にあった靴も盗まれたが、その靴は近所のゴミステーションから直ぐに見つかった。
ランドセルは、その後も出てこなかった。

【ストーカーされた期間】
約1年




【ストーカーに気付いた時の心境】
気持ち悪い大人がいることへの恐怖。
知らないところで自分を見ている人がいることへの不安。
外を歩くことへの恐怖。




【ストーカーはどんな人か】
ランドセルが盗まれた後、警察に調べてもらったが、犯人は出てこなかった。
両親や近所の人は、自宅から徒歩2分の安アパートに住んでいる40代男性ではないかと予測していた。
独身で、社交性がなく、自己表現できる場がないから、犯罪に走ったのでは?と大人たちは噂していた。
犯人が別だったら、ごめんなさい…。




【具体的にされたこと】
ランドセルを盗まれた後、我が家の玄関と駐車場は、鍵をかけるようになった。
しかし、その後も車に傷が付けられる、網戸が破られる、注文していない荷物が届く、無言電話がかかってくる等、嫌がらせが1年程続いた。




【相談と助けてくれた人】
警察は全く頼りにならなかった。
今から25年前の出来事だったので、ストーカーや児童ポルノ等の問題が現在ほど、重要視されていなかったからだろう。
頼りになったのは、父の存在だった。
しかし、定期的に単身不妊で不在にするので、父がいないときは怖くて夜も眠れなかった。




【ストーカー対策】
家、駐車場に鍵をかけた。
センサーもつけた。
自宅の電話番号を変更した。
学校から一人で帰宅しないようにした。
防犯ブザーを持ち歩くようにした。
外から、家の中が見えないようにカーテン等で隠すようにした。
網戸が破られないよう、不在の際は雨戸をしめた。




【強烈な出来事】
駐車場の入り口に鍵をかけるだけでは、塀から進入できてしまうので、動きを感知するセンサーを設置した。
その後、しばらくは被害が落ち着いた。
単身赴任の父が帰宅中のある早朝、駐車場のチェーンをペンチで切ろうとしている男性を母が発見。
父が直ぐに追いかけたが、逃げられてしまった。
ヘルメットを被った、中年男性だったと聞いた。




【解決のきっかけ】
駐車場のチェーンをペンチで切ろうとした男性を父が追いかけた事件から、被害がなくなった。
父は、強く怖い人なので、実際に追いかけてきて驚いたのかもしれない。
女性しか住んでいないから狙い始めたのかもしれないと思った。




【ストーカーのその後】
全く知りません!笑 犯人が分からないので。
ランドセルを何に使ったのか、転売したのか、ずっと気になっています。




【現在の生活】
その経験からか、30歳までは、男性と性行為に嫌悪感を持っており、お付き合いした人との関係を築いていくのが苦手でした。
30歳の時に、自分にトラウマがあることに気づき、セラピーを受けてから、嫌悪感が抜けたと思います。

【学んだこと】
トラウマがある人の気持ちが分かるようになったことです。
そして、正しいセラピーや学びをすれば、克服することができるということ。
また、性の問題に関しては、日本の性教育が遅れていることも原因かと思います。
性行為は恥ずかしいもの、陰湿的なものというイメージを払拭し、オープンな教育にした方が、性犯罪も減少すると思います。



【当時の自分へのアドバイス】
小学校4年生の私へ。
まだ自分が女性であるという自覚もない時の経験で、見えない者への恐怖は本当に大きかったよね。
もっと怖いことが起きるのではないかという不安に眠れない日も続いて辛かったよね。
私は、今35歳、元気な大人になったよ。
もっと怖いこと、何も起きなかったよ。
乗り越えてくれて有難う。
あなたのお陰で強くなれたよ。