JKの私が職場の先輩(30代男性)にストーカーされているということを半年後に知った話

JKの私が職場の先輩(30代男性)にストーカーされているということを半年後に知った話

【性別】女性
【年齢】(ストーカー被害を受けた当時)
18歳
【職業】(ストーカー被害を受けた当時)
アルバイト

【住まい】(ストーカー被害を受けた当時)
実家で家族と同居





【ストーカーされる前の日常生活】
アルバイト先まで1人で出勤、夜退勤、休日は母親と近所の商業施設や美術館図書館などの公共施設行っていました。




【ストーカーに気付いたきっかけ】
ストーカーは上司だったのですが、休日を挟んで出勤するといつも私が行っていた所の話をしていました。
「昨日あそこにいたでしょ?」だったり「お母さんといたでしょ?」と聞いてくるのでどうして知っているんだろう…と恐怖で泣きそうでした。
その後先輩から聞いたのですが、その上司はどうやら私のことが好きだったようで、アルバイト先から帰る時や出勤時も車から見ていたらしいです。

【ストーカーされた期間】
知らなかった期間を含めて半年




【ストーカーに気付いた時の心境】
ストーカーされていると気付いたのは、された後だったのですが、その時の全部の行動を監視されていたと考えると気持ち悪いし、思い出すだけでも嫌な気持ちになります。




【ストーカーはどんな人か】
ストーカーは知り合いでアルバイト先の30代男性上司でした。
普段は優しくてよく面白いことを言う愉快な人で、周りのアルバイトからも頼られる上司です。
私のことが好きだったようで、向こうはストーカーしているという感覚がなかったようです。




【具体的にされたこと】
アルバイト先への出退勤や休日の行動を監視されていて、後日「○○へ行っていたでしょ?」「○○と○○していたよね?」と質問攻めされました。
いちいち聞いてくるのでめんどくさかったし、何故知っているのかわからなくてとにかく気持ち悪かったです。




【相談と助けてくれた人】
同じアルバイト先に勤めている女性の先輩です。
出退勤を毎日見られていて、休日の行動を把握されているのが気持ち悪いと相談したところ、その男性上司が私のことを好きだということを教えてもらいました。
「あれは度が過ぎている、私がどうにかするからいつでも頼って」と言ってもらえた時、不安が少なくなった気がして、とても安心しました。




【ストーカー対策】
母親に迎えに来てもらったり、アルバイト先で休日の予定を言わないようにしました。
また、いつもと違う道を使いました。
アルバイト先の先輩にも協力してもらい、私の出退勤のタイミングでその男性上司が業務に就くように、休憩時間を調整してもらいました。




【強烈な出来事】
当時ストーカーされている瞬間は、まさか自分がストーカーされていると気付かなかったので、その事実を後から知ってあの時後ろから全て見られていたんだ…と気付いてとても気持ち悪くて泣きそうでした。
また、母親と買い物をしている時じっくりと見られていたようで、「母親と顔が似ているんだね」と言われたり、「あの日は何を買っていたの?」「その後どこに行ったの?」と聞かれとても恐怖を感じました。
ストーカーされていると気付いてからは、母親にもそのことを相談し、後ろを何度も確認したり、曲がり角を利用して撒いたりなど、何をするにも移動が大変だったのを覚えています。
出退勤の時は1人での行動が多くて怖かったけれど、母親と行動する時間が増えて改めて母親という存在の強さを感じました。




【解決のきっかけ】
ストーカー被害が解決したきっかけは、同じアルバイト先の女性の先輩がその男性上司に注意してくれたからだと思っています。
その男性上司は自分が「ストーカーしている」という感覚が無かったようで、私が出退勤の時も大丈夫かどうか車からずっと見ていたようです…。
休日の行動も見ていたようで、幸いなことに特に害など与えられた訳では無いのですが、やはりずっと「監視されている」というのは不安だし、気持ち悪いと言うことを女性の先輩に代わりに伝えてもらいました。
その後申し訳ないと謝ってもらい、休日の行動を聞かれることも無くなりました。




【ストーカーのその後】
ストーカーしていた男性上司は数週間後、遠い店舗に異動することになりました。
生活圏が被らなくなったので、その後のことは知りません。




【現在の生活】
解決してから2年ほど経ちましたが、その男性上司が今何をしているかどこに住んでいるのかもわからないので、今日も見られているかもしれない…と外出が不安に感じるようになりました。
ただ、休日の行動を全て聞かれることや言われることが無くなったのでスッキリしています。

【学んだこと】
ストーカー被害に遭う経験をしたことで私が学んだことは、家族以外に自分の予定を話さないことです。
少しでもヒントになるようなことを漏らさないように気を付けています。



【当時の自分へのアドバイス】
当時の私に言いたいことは、「アルバイト先で予定を正直に話さないこと」「周りに早く相談すること」「アルバイト先を変えること」です。
アルバイト先で休みを貰うためには理由が必要だったのですが、事細かく正直に話してしまったのが良くなかったんだと思います。
決まり事であってもプライベートなことですし、言いたくないことは言わないことが大事だと思います。