居酒屋アルバイト先の10歳上の男が突然ストーカーになって気持ち悪いメールを送ってくるようになった。友達と偽装彼氏に助けてもらった話

居酒屋アルバイト先の10歳上の男が突然ストーカーになって気持ち悪いメールを送ってくるようになった。友達と偽装彼氏に助けてもらった話

【性別】女性
【年齢】(ストーカー被害を受けた当時)
20歳
【職業】(ストーカー被害を受けた当時)
居酒屋でのアルバイト

【住まい】(ストーカー被害を受けた当時)
アパートで独り暮らし





【ストーカーされる前の日常生活】
普通に大学に行ってほぼ毎日のようにアルバイトに行って休みの日は友達と大好きなカラオケに行ったり遊んだり青春を謳歌してました




【ストーカーに気付いたきっかけ】
アルバイト先では何かあって休んだりするときに替えの人を自分で探さないといけなかったのでみんなと連絡先(当時は携帯のメール)を交換していました。
で、アルバイト帰りにたまたま電気をつけたまま寝てしまって、途中で目が覚めた時に電気を消してまた寝ました。
次の日にケータイを見たらとある人からメールが来てて、なんだろう?と思ってみたら「昨日は遅くまで起きてたんだね。
僕以外の誰かと一緒にいたの?」
ってメールが…そこであぁ、この人ストーカーだったんだ、と気づきました。

【ストーカーされた期間】
多分1か月くらい




【ストーカーに気付いた時の心境】
メールが届いたときは恐怖でした。
そしてメールの内容は気持ち悪いし、次会ったときにどう対応していいかわからないし、いつどこで見られているかわからないから絶対にその人が入ってこれないし見れない場所(大学の授業中)とかしか安心してる気がしませんでした。




【ストーカーはどんな人か】
同じバイト先の10以上年上の男性で大人しくでもちゃんと自分を持っていて、次の仕事が見つかるまでの間バイトをするというようなしっかりした人でした。
ただしちょっとねちっこい感じはありました。
バイト先が暇なときにみんなで話をするくらいで、特別仲が良かったわけでもありません。




【具体的にされたこと】
とにかくメールの内容がひどかったです。
はじめは「昨日は遅くまで起きてたんだね。
僕以外の誰かと一緒にいたの?」
から始まり、無視したら「起きてるのはわかってるんだよ。
どうして連絡くれないの?」
とか「無視は傷つくよ。
それとも僕の気を引きたいだけなのかな?かわいいことするよね」
とかとにかく気持ちの悪い内容のメールをひたすら送られました。
それでもバイトで一緒になったときは普通にほかの人と変わらないように接せられてそのギャップがさらに気持ち悪くて恐怖でした。




【相談と助けてくれた人】
まずストーカーの相談をしたのは大学が同じの女友達でした。
いろいろ相談にのってもらって大学にいる間は私の精神安定剤みたいになってくれました。
さすがにまずいなと思ったのか、男友達が私の彼氏のフリをしてくれる流れになりストーカーが落ち着くまでの間、いつも一緒にいてくれるようになり、非常に助かりました。




【ストーカー対策】
バイト先に彼氏のフリをしてくれた男性に来てもらい、「○○卓の彼と最近付き合い始めたんだよね」とか、帰りは彼が迎えに来てるから、と偽装彼氏には申し訳ないのですが迎えに来てもらったりといろいろと助けてもらいました。
あととにかくメールは無視し、何かあった時のために保存しておいたり、相手にわからないようにバイトのシフトを直前で変えてかぶらないようにしたりしてました。




【強烈な出来事】
ストーカーとバイト先でたまたまドリンクを手渡すときに手が当たった時に(たぶん私にしか見えてなかったと思いますが)ニヤリとされて「ありがとう」と言われたときに気持ち悪くて鳥肌が立ったのを今でも覚えています。




【解決のきっかけ】
偽装彼氏がいる間は少しメール頻度が落ち着いていて、そのタイミングでストーカーの就職希望先が大阪本社だから面接に行くっていうのでアルバイトにしばらく来ない時期があってメールもなくなり、面接通ってバイトをやめるので、そのままストーカーもなくなり、気持ち悪いのでメールアドレスもブロックして解決しました。




【ストーカーのその後】
たぶん希望通りの就職先で就職してお仕事してるんだと思います。
名前を出すのもおぞましいので、その後を知ってそうな人にも何も聞かずどうしているのかはわかりません。




【現在の生活】
解決してからもう10年以上たちますが、いまは結婚して穏やかに暮らしています。
昔のストーカー被害のことを今の旦那に話すととても心配性なので、仕事禁止!でどこにも外出させてもらえなさそうなので内緒にしています。

【学んだこと】
まずは一人で悩まず相談することです。
周りの人は意外と親身になって相談にのってくれたり対応してくれるので、一人で恐怖に震えず相談しようと思います。



【当時の自分へのアドバイス】
なるべく夜は一人で外出しないこと。
あと部屋に入ってすぐ、カーテンも閉めないで明かりをつける行為はしないこと(部屋特定を防ぐため)を気を付けないとダメですね。
今回はたまたまストーカーが就職でいなくなってよかったですが、早めに証拠をそろえてアルバイト先の店長や女将、もしくは警察に相談したほうが早く解決したんじゃないかな、と歳をとって経験を重ねるうちに思うようになりました。